山の話( 白水岳 )
こんにちは。山とコーヒーが好きなYtotoです。
道南の熊石にある白水岳に先日登ってきました。
白水岳(1136m)は、遊楽部岳の南に連なる白水連峰の主峰。
スーパーで食糧を調達し、夕方登山口近くの駐車場に到着。
この駐車場のメリットは、登山口が20mくらいにあること。
簡易トイレがあること。
そして、何より、100mくらいあがったところに無料の露天岩ぶろがあること。
早速ふろに入ろうと思ったが、下のキャンプ場の客が入っていて、しかも冷やかしに来る人も後をたたず、写真もとれなかった。
ということで、早めに夕食をとって暗くなって入ることにした。
夕食は炭火の焼き肉。ホルモン、トントロ、バラなどなど。
そして、キンキンに冷してきたビール。サイコーの組み合わせ。
食べ終わって、暗くなってから、ヘッドランプ頼りに露天ぶろにつかった。
星を眺め、川の音を聞きながらの入浴は、至福の時間だった。
もうこれだけで来たかいがあったなー。
車中泊。20:00就寝。
翌日、4:30起床、朝ごはん。お湯を注ぐだけのカップヌードル味のおかゆ。登山準備。
5:30登山開始。うす曇り。
予定ルート。
まず白泉岳まで登り、そこから尾根づたいに南白水岳、中白水岳を通って、白水岳に至るコース。
長い尾根あるきが魅力のコース。白泉岳には以前、登ったことがあったのですが、その先は登ったことがありませんでした。
ブッシュが多くほとんど廃道になっていたものを、この夏地元の山岳会が刈払ってくれて、白水岳まで開通したのです。
感謝です。
一時間半くらい進むと、休憩ポイントの滝が出てきました。
あんパンで小腹を満たし、出発。
ここからしばらく難所。
滝に向かって左にロープがあり、それを頼りに滝を登るのです。足が結構滑るし、一苦労。
滝を越えた後も足場の悪い急斜面をロープを頼りに10分くらいのぼった。後はひたすら頂上を目指す。
しばらく歩くと面白いキノコ発見。
季節的に登山道にいろんなキノコが生えていたのですが、知識がないのでノータッチ。
でも写真のキノコは食べたら死にそう。
しばらく登っているといきなり激しい雨。
おまけにガスも出てきて視界も悪くなるし。
雨具をつけ、白泉岳までとりあえずがんばることにした。
30分くらいふられたが、白泉岳山頂(1043m)についたらピタリと止んだ。
8:15着。3時間弱。小休止。
ここから楽しみにしていた尾根あるき。
しかし、前回の芦別岳に続いてまたもガスの中。残念。
アップダウンの繰り返し。
9:05南白水岳山頂。9:24中白水岳山頂。周り真っ白。
残すは目指す白水岳のみ。
ここで一気にガスが晴れてきた。
全貌が見渡せる。すごい。きれい。遠くまでみえる。
日本海と太平洋が両方見える。
このときの写真が下の2枚。
ここからの尾根あるきは最高。だんだん晴れてきて視界良好。
冒頭の写真は、このとき撮影したもの。
30分くらいで山頂到着(1136m)。10:10着。4時間40分。
木に囲まれていて、眺望は一方向のみ(下の写真)。
写真の山は遊楽部岳だけど雲がかかってました。
昼食(あんぱんと豆パン)を食べて、一息いれて10:40下山開始。
登山道が整備されたためか、10人くらいの登山客とすれ違いました。帰りは、眺望のよい快適な尾根あるき。
下の写真は、行きに真っ白のガスの中を歩いてきた白泉岳を望む尾根です。晴れてたら楽しさ倍増ですね。
奥に見えるのが日本海。
13:40下山。往復8時間10分でした。
帰りは、ひなびた温泉旅館の見市温泉で日帰り入浴。
川のせせらぎを聞きながらの露天風呂は最高でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。