コーヒーの話(究極のオリジナルブレンド)
こんにちは、山とコーヒーが好きなytotoです。
趣味で自家焙煎やっていると、オリジナルの美味い究極のブレンドをつくってみたいという気になります。
実際は一応、お気に入りのブレンドはあるのですが、それに満足してしまって、先に進んでないなと感じているこの頃です。
話は変わりますが、昨日、「岳」を紹介しましたが、もうひとつ好きな話があります。簡単に紹介します。
ある喫茶店のマスターが、納得のいくオリジナルブレンドをつくろうと、豆の選別、ローストの具合、配合の割合など無数の組み合わせから、1つの答えを見つけようとするのですが、思い通りのブレンドができず、壁にぶち当たります。
スランプにおちいったマスターは、 答えのヒントを得ようと燕岳に登るのですが、下山途中、天候が急変します。
季節外れのもう吹雪。
一晩岩影でビバークしますが、その後道に迷い遭難したところ、さんぽさんに救助されます。
「よくがんばった」
さんぽさんの言葉と一緒に差し出された一杯のコーヒー。
かじかんだマスターの口から吐息のような一声がもれます。
「うまい.」
その何ヵ月かあと、完成した「燕ブレンド」を真っ先にさんぽさんに味わってもらうというはなし。
マスターは、軸となる味を山で見つけたのですね。
自分には、まだ軸となる味がないなあ。
究極のオリジナルブレンドをつくる。
これを目標にこの一年がんばろうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。