コーヒーの話( 豆知識 )
こんにちは。Ytotoです。
うれしい週末が、やって来ました。といっても私の仕事は、土曜日は、午前中ありなので、もうひとがんばりといったところです。
さて、ここで、コーヒーに関する問題を出します。
「コーヒー豆、生産量第1位の国はどこでしょう?」
答えは、
ブラジル
わかった人。素晴らしいです。
次が、本題です。
「コーヒー豆、生産量第2位の国はどこでしょう?」
コロンビア
って答えた人。あなたは、かなりのコーヒー通です。
でも、答えは 、ベトナムです。当たった人、脱帽です。
ちなみにコロンビアは、第3位です。
ベトナムコーヒーって、聞いたことありますか?
コロンビアコーヒーより生産量が多いのに。
聞いたことありませんよね。
実は、豆の種類が違うんです。
コーヒーショップで売っているブラジルとかモカとかマンデリンとかの豆はアラビカ種っていう高級豆なんです。
下の写真は、ブラジルとコロンビアの焙煎前の生豆です。
アラビカ種です。
これらのアラビカ種は、赤道周辺の高地で生産されています。
生産量が少なく、病気に弱い種類です。
甘味とコクがあり、香りが強く、とても上品な味です。
一方、ベトナムでたくさん生産されているカネフォラ種(ロブスター種)は、病害虫に強く、低地でたくさん収穫できる種類なんです。
えぐ味や苦味が強く、ドリップコーヒーには適しません。
しかし、缶コーヒーやインスタントコーヒーの原料になっています。
安くて生産量が多く、病気に強い。
この内容に世界的な需要があるのです。
味が落ちるとされているロブスター種ですが、なければ、私の好きなドリップコーヒーは、おそらく今の値段では飲めないでしょう。
考え方によってはコーヒー界の隠れた主役なのです。
コーヒーを飲むだいぶ前の、生豆にも想いを寄せて飲むと、また、違った味わいになると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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